距離「感」を縮めるプレイボール!「SWING OPEN」説明会&ミートアップを開催!

距離「感」を縮めるプレイボール!「SWING OPEN」説明会&ミートアップを開催!

「SWING OPEN」の公募が開始となった。今回の公募テーマは「Distance, Re-stance」”距離「感」に対するスタンスの再定義”。このテーマが生まれた背景や期待するアイデアのプレゼンを行う説明会&ミートアップを、11月19日(火)にダイヤゲート池袋にて開催した。

 

開場後、来場した参加者に手渡されたのは、地名が書かれたシール。入り口付近に設置されたボードには、会場がある池袋からの距離が書かれており、シールを受け取った参加者は、自分の受け取った地名が、池袋からどれくらいの距離であるのかを想像して、ボードに貼り付けていった。

(池袋からの距離はどれくらい?感覚でボードに地名を貼ってみる)

 

SWING運営事務局坂井裕之氏の司会でイベントの開始が告げられる。壇上には坂井のほか、西武ホールディングス 経営企画本部西武ラボの田中健司部長、日経BP社 日経BP総研上席研究員の品田英雄氏が並んだ。

西武グループの埼玉西武ライオンズになぞらえて、この日のイベントを“プレイボール”と呼ぶと、満員となった会場は一気に温かい空気に包まれた。イベント冒頭、参加者土には、今回のテーマは場所や距離に関わるものということで、隣に座った参加者同士で、お互いの居住地について説明しあうアイスブレイクを実施した。

(”距離「感」に対するスタンスの再定義”の必要性を説く)

続いて入り口付近に設置した例のボードについての話をする。参加者たちの、それぞれの距離感で埋まったボード。物理的な距離は同じであっても、実際に行ったことがあるかどうか、移動手段が電車なのか車なのかなどで、思い描く距離感に違いが出る。続けて実施した距離に関するクイズも、参加者が全員正解とはいかなかった。坂井氏は距離感に関して「だれも正解を持ち合わせていない」とコメントし、「通勤があって、住まう場所があって、働く場所があることを当たり前に感じている。しかし、通勤がない生き方もある。人生において、前提としてあった距離が実はいらないもの、もしくはもっと楽しいことができるものへと、イノベーションされる時代になりつつある」と続け、今回のテーマである”距離「感」に対するスタンスの再定義”の必要性を説いた。

(会場にて配布された「Distance,Re-stance」のタブロイドに見入る来場者)

続けて西武ホールディングス 経営企画本部西武ラボの田中健司部長による「SWING OPEN」、そして西武グループ全体についての説明が行われた。田中部長は「回転寿司は、テクノロジーから生まれたわけでも、データから生まれたわけでもない。寿司を誰もが美味しく楽しめるように、皿に乗せて回すという“アイデア”から生まれたもの。寿司は価格も敷居も高いという既成概念をブレイクスルーしたのは顧客視点とアイデアなのだ。西武グループは、そうしたアイデア自体に向き合っていく必要があると思っている」と語る。「社会の空気感を敏感にとらえ、人の価値観の変化に応えた事業創出をする。『Distance, Re-stance』は、物理的距離感のみならず、心の距離など、様々な距離「感」を問い直すことで、グループにどう向き合っていくか、今後進めて行きたいと思う」と続けた。

 

続いてトークセッションが行われた。変わる距離の価値観の中で、新しいライフスタイルをどう作っていくのかを品田氏をモデレーターに株式会社Waris共同代表の田中美和氏、Forbes CAREER 編集長の後藤亮輔氏、another life.代表の新條隼人氏の3名から様々な事例や、流れを伺った。

(左から田中美和氏、後藤亮輔氏、新條隼人氏)

品田氏は「世界的にみると、精神的距離が近くなり、世界のどこのクラブにいってもかかっている曲が同じといったことがある。また、アーティストが東京に住まなくていいのがここ10年ぐらいの流れであり、プロモーションは東京であっても、住む場所は気分が乗ったところでやるというふうに変わってきた」とインターネットによる音楽産業の変化を挙げる。

後藤氏は「正規雇用が良い意味で壊れた。自分の相棒は香港にいたり、所沢に営業の業務委託がいたりする。営業=通いというのが変わった。これまでは「近い」が「良い」だったが、今は「遠い」が「面白い」というのはある」と自身の環境を例に、距離感に関するスタンスの時流を語る。フリーランスの女性と起業家とマッチングするサービスを展開している田中氏も「登録社の8割が一部、もしくは全てテレワークで、フリーランサーと契約していて、生活における距離感が変わってきていると思う」と同じく時流の変化を挙げる。

(左から田中美和氏、後藤亮輔氏、新條隼人氏)

新條氏は自社の社員を例に出し「前職が雑誌の仕事で、育休明けにフレキシブルに仕事ができないと転職してきた。彼女はデザイン業務で、オンラインの会議などを使い、フルリモートで働いている。お子さんと接する時間が増えたことで、圧倒的に仕事に前向きになった」と語り「会議のアジェンダとか、人間が変わるのではなく、コミュニケーションが変わることで、人間がそちらへ最適化していくようになった」と変化を語った。

西武ラボの田中部長は「これまでは『距離が近いほうが良い』が価値観だったが、変わりつつある。ワークショップで、いろいろなアイデアを一緒に検討させてほしい」とコメントした。

(左から品田英雄氏、田中部長、坂井氏)

 

白熱したトークセッションの終了後、懇親会の場では登壇者や参加者たちによる交流が行われ、会場全体の距離「感」が縮まっていた。今年度の「SWING OPEN」は今後、11月26日(火)・12月5日(木)に、一次審査とワークショップイベントが実施される。ワークショップは、“自分のWHYをあぶり出す”と銘打ち、西武ラボと応募者がブレストを行うような場となる。応募検討者は、距離「感」を縮める場として参加してみてはいかがだろうか。

【ワークショップのお申し込みはこちらから】
●2019年11月26日(火)18時30分~21時00分
https://swing-vol2-ws1126.peatix.com/

●2019年12月5日(木)18時30分~21時00分
https://swing-vol2-ws1205.peatix.com/

 

(登壇者ゲストとSWING OPENを運営する西武ラボのメンバー)

 

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