SWING OPENワークショップ「Whyからはじめよう」

SWING OPENワークショップ「Whyからはじめよう」

「SWING OPEN」の公募が開始となった。今回の公募テーマは「Distance,Re-stance」”距離「感」に対するスタンスの再定義”。このテーマの理解・浸透を目的としたワークショップを11月26日(火)と12月5日(木)の2回、ダイヤゲート池袋にて開催した。前回のレポートに続き、今回はワークショップの内容を追う。

西武グループへの理解とテーマの深い把握を目的とした説明を受け、参加者のみなさんには気分を高めていただいた。リクルートコミュニケーションズ シニアプロデューサーの竹内誠一氏によるファシリテーションで、事業アイデア創出のワークショップがスタートした。

今回のワークショップのテーマは「Whyからはじめよう」。目的の1つは距離「感」をテーマとし、自身が生活者として感じる問題点は何かを浮き彫りにすること。そして、もうひとつが、その問題をなぜ自分が解決するのかを問うこととした。

距離「感」について感じる問題点の例として、竹内氏は「おつかれさまです」「いつもお世話になっています」といった、杓子定規な挨拶が本当に必要であるのかを疑問に思っていたと話す。

しかし、こうした”当たり前”になっているものに対して疑問を持つと、周囲からは否定的な反応が多く、”非常識”だと捉えられてしまいがち。竹内氏はこうした周囲から一見理解が得られないような、自らが持つ「Why」を大事にすることこそ、今回のワークショップのテーマであると説明した。

ワークショップの説明をする竹内氏

わずか5年で、1,000万人が利用する大ヒットサービスに成長した「Slack」は、まさに竹内氏が疑問に感じていたこと、距離「感」を解決するツールのひとつ。インフォーマルなビジネスコミュニケーションツールとして、「丁寧なコミュニケーション」から「迅速なコミュニケーション」へ、結果として上司と部下の心の距離「感」をより近いものに変えた。

参加者のみなさんは、3〜5人のグループに分かれ、簡単な自己紹介のあと、それぞれの周りにある「Why」を出しあうところからスタート。初対面の参加者同士が、「SWING OPEN」をきっかけに集い、コミュニケーションが広がる様子が見られた。

個々に出し合う「Why」は、Slackを使い、共有のチャンネルの中に投稿していく。モニターに映し出されたSlackの画面には、参加者たちからの投稿が次々と流れていった。「遠く離れた実家との距離」「通勤の長すぎる距離」といった物理的なものから「マンション隣人との距離感」「実年齢と自分の中の感覚的距離感」など、人と人との距離感や心理的な距離感まで、幅広い投稿があった。リアルタイムに距離「感」への問題点を目にし、会場では共感したり、議論したりする会話が飛び交っていた。

「通常は付箋を使うことが多いが、あえてSlackを使うことも、当たり前を変えていくひとつのチャレンジ」と竹内氏。

リアルタイムにモニターへ映し出されるSlackでの投稿

竹内氏は、多くの新サービスや新事業は、発案者の違和感や理想から生まれていて、その違和感や理想に共感する人が多ければ多いほど、成功しやすいという。「違和感や理想は、自分が強く思っているものでなければ、他の人や世の中への共感を作り出すことはできない」との竹内氏の言葉に、参加者たちは大きくうなずいていた。

ワークショップでは、「否定的なことは言わない」「いいね!おもしろいね!が合言葉」といったルールが決められ、参加者はお互いの意見を元に、さらに良いアイデアを探っていった。今回のワークショップで、自分が解決したい「Why」を見つけだし、新たなアイデアの種を紡ぎ出した参加者たち。それぞれが、SWING OPENへの応募意欲をさらに高まらせていた。

自分が解決したい「Why」を見つけ出す参加者たち

★「SWING OPEN」の公募締切は、来年2020年1月16日(木)。

テーマである「Distance, Re-stance」”距離「感」に対するスタンスの再定義”に沿った、自由なアイデアを是非応募していただきたい。

 

 

 

 

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